40代で早期退職した市役所の「元・中の人」がお届けします

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辞めてわかった!17年間勤めた地方公務員のリアルとその後

地方公務員の有休って?

どうも、元・中の人です。
今回は、ズバリ!休暇というテーマで掘り下げてみたいと思います!今回こそは、ポジティブですよー!!たぶん。

朗報!結構休みは取れるぞ!

よく、民間に勤める知人から「役所って、有休使い放題なんだろ?」と尋ねられたものです。うーん、元・中の人的には、使い放題ではありませんが、以前勤めてた民間よりは「遥かに取りやすい」と断言しちゃいましょうかね。
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世間一般でよく言われる有休(有給休暇)に相当するものは、地方公務員の場合、年休(年次休暇)と呼ばれます。自治体や職種によっては異なるかもしれませんが、基本的に年間20日程度与えられ、繰越は20日分とか30日分までというところが多いと思います。交代制などの専門職を除けば、一般事務の場合は仕事や同僚との都合さえつけば、年間20日をマックスで取得することも可能です。ただ、私の勤めてたところでは、年間の取得率平均が4割弱くらいでしたから、まあ20日×0.4=8日といったところでしょうかね。でも、そこの民間のあなたを含め、世の中の多くの人は「年8日もいいの?」と歓喜の声を上げているのではないでしょうかね(私もかつて歓喜しましたよ)。

ちなみにあくまで平均なので、年間20日きっちり取得する職員もまれにいれば、1、2日という職員もチラホラいましたね。私、できるだけ休みたい人だったので、20日マックスはありませんでしたが、パラダイス部署であれば月1ペースとかは余裕でしたね。まぁ、ブラック部署では、年間1日という最悪の記録を樹立した年もありましたが。

なんと!時間単位で休みが取れる!

ポジティブな小ネタになりますが、私の勤めてたところでは、1時間単位で休みがとれたのは驚きました。民間では一般的には良くても半日程度の単位での有休だったので、これは実に画期的なシステムだと感心しましたね。
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また、年休を取得するのに理由などを必要としないのも、地味にメリットでしたね。民間ではいまだに「私用により」とか「静養」とか記載して、管理職にグダグダ「なんで休むのー?」なんて質問されてるところ、いっぱいあるでしょうから。悪しき習慣がいっぱいのお役所ですが、こういったところは逆にどんどん民間にも採用すべきだと思いますね。

そんなに休めるんなら、仕事の割り当て増やすぞ

さて、比較的休みが取りやすい雰囲気があるお役所ですが、月に何日も取りまくってると、さすがに休みすぎなイメージはつきます。また、一生懸命仕事のペースを上げて、「よっしゃー、これで休める!」ってなっても、「残業してるやつが頑張ってる理論」が結構はびこってるので、「そんなに休めるんなら、仕事の割り当て増やすぞ」なんて言われかねないため、誰が最初に休みを言い出すか「逆チキンレース」みたいな感じになっている部署もありましたね。地方公務員って、「辛く苦しい思いをするのが仕事」って勘違いしてる、考えが昭和のまま停止しちゃってる管理職が多いんだと思いますね。

お盆休みみたいな長期休暇はない

民間だと、夏場は一斉に会社を閉めてお盆休みとか、年末年始やゴールデンウィークには工場閉鎖で10連休!とか、そういった動きがありますが、役所にはそういったものはありません。
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基本、カレンダーどおりになるのでお盆休みとかはなく、各自で交代で休みをとり、年末年始やゴールデンウィークに飛び石連休になれば、当然カレンダーどおり間の日は出勤になります。

振替休日という名の無償労働

部署にもよりますが、繁忙期であったり、イベントを多く抱える部署などでは、土日の出勤も当然あります。その際には、基本的には休日勤務手当(時間外手当と同様)という形で申請するのですが、以前の給料編でもあったように、最近はどこの自治体も残業代も頭打ちで、私の勤めてたところは部署ごとの配分時間を超えることはできませんでした。
motonakanohito.hatenablog.com

そのため、振替休日という扱いにして、別の平日に休みをとるのですが、ブラック部署になるとそれがたまりにたまって、年休がまったく消化できないということに陥るんです。結局、無償労働みたいなもので、ほんと、余った年休を買い取ってもらえないだろうかと思いましたね。民間でも同様ですから、厚労省あたりの鶴の一声で、有休買取制度・・・何とかしてもらえませんかね?