40代で早期退職した市役所の「元・中の人」がお届けします

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辞めてわかった!17年間勤めた地方公務員のリアルとその後

本当は怖い!?地方公務員とアルコール

どうも、元・中の人です。
今回は、地方公務員とアルコールの関係というテーマで、その生態に迫ってみたいと思います。

酒好きが多くてドン引き

民間経験者としてまず驚いたのは、まあ、市町村職員って、とにかく酒好きが多いんですよね。まあ、私はあまり飲み会もアルコール自体も好きでないというものあったのですが、それにしても呆れるほど酒好きが多かった印象があります。
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さすがに今ではそんな職員はいませんけど、かつて(昭和の古き良き?時代)は宿直業務や夏祭りの日、仕事納めになると、勤務中でも酒を飲んでいたバカが結構いたと、伝説のように聞き及んでいます。(ちなみに、ちゃんと規定で勤務中の飲酒は禁止となっています)

また、泊まりの研修や出張となれば、必ずと言っていいほど毎晩「意見交換会」や「交流会」と称した飲み会が開催されます。これ、市町村アカデミーという全国から地方公務員が集まる研修施設でもそんな感じですから、おそらくどこも同じでしょう。まぁ、はっきり言ってそんなテンションについていけませんでしたね。別に飲んでもいいですけど、翌日に影響があるほど、記憶をなくすほど飲む行為を繰り返す職員が多かったのには閉口しました。

公式的な飲み会はそんなに多くないけれど・・・

部署によっていろいろでしょうが、私の勤めていたところでは、どの部署も大体、公式的な飲み会というのは、歓送迎会や暑気払い、忘年会ぐらいなもので、年に数えるほどでした。しかし、酒好きの人はまあ、何かとつけて週3~4くらいのペースで飲みに行っていたのではないでしょうかね。純粋に酒が好きな人もいれば、キャバクラのような夜遊びが好きな人もいて、給料がほとんど酒や夜遊びに消えていくなんて人もいましたね。
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基本的に、「酒の席も仕事の一環」といったような雰囲気は民間よりも低いため、何回か断っていればそのうち誘いも来なくなりましたね。「付き合い悪いなぁ」とはなるでしょうが、それによって昇進や給料に差が出ることは、地方公務員の場合は基本的にまずないので、気楽なもんです。(むしろ、酒のトラブルで、昇進や給料にマイナスになることのリスクのほうが大きいですね。)

飲酒運転にようやく厳罰化

明らかにダメだろお前!みたいなのは、まったく見なくなりましたが、かつて(昭和の古き良き?時代)は飲酒運転に対する処分も軽く、職員の意識も低かったと、都市伝説のように聞いたことがあります。最近は特に飲酒運転には厳しくなり、役所でもだいたいは1発でクビ(懲戒免職)になるかと思います。
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ただ、以前の記事↓でも書きましたが、
motonakanohito.hatenablog.com
とにかく地方の市町村役場になると、圧倒的に自家用車通勤が多いですから、本人の意志が弱いとあっという間に飲酒運転に手を染める可能性がある(要素が揃ってる)んですよね。いつまでたっても地方公務員の飲酒運転による不祥事のニュースが減らないのは、そんなところもあるんでしょうね。私の勤めてた17年間でも、職員が7、8人くらいはクビになったと記憶しています。その度に、酒を飲まない私は、とても腹立たしかったのを今でも忘れません。

地方公務員+酒=大きなリスク

住民感情を配慮すると、当然ながら同じ酒のトラブルであっても、地方公務員と会社員では実に重さが違いますね。ニュースも「○○市の職員が酒に酔ってトラブル」という報道はしても、「○○市に住む会社員が酒に酔ってトラブル」はスルーの可能性が高いですよね。それくらい、まあ住民の地方公務員に対する目は厳しいものがあるんです。

どんなに高潔な職員であっても、アルコールが入るだけで、気が大きくなって喧嘩したり、セクハラしたり、器物損壊したり、様々なトラブルを起こす可能性がある以上、どこの自治体も常にリスク(爆弾)を抱えているようなものなんですね。

いっそのこと、外で酒を飲むのが好きな人にはつらいですが、私は思うに「地方公務員は外では酒を飲まない」くらいの気構えがあったほうが、リスク回避という点においても本人にとってもいいんじゃないかと思いますけどね。まあ、地元の飲食店は商売あがったりになって困るので、そんな大ナタ振るう首長さんもいないんでしょうけど。