40代で早期退職した市役所の「元・中の人」がお届けします

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辞めてわかった!17年間勤めた地方公務員のリアルとその後

本当は怖い!?議会対策

どうも、元・中の人です。
今回は、ほぼ9割?(テキトーです)の住民が興味を持たない、市町村の議会対策について取り上げて見たいと思います。


大半は単なる追認機関

自治体の地方議会って、ほとんどの住民の皆さんは興味ないんですよね。一般的には、国会のように党派間(議員同士)の対決構図というのはほとんどなく、執行部当局(首長及び職員)とのやり取りがほとんどなんです。

はっきりいって、よほどの反首長派が多数を占めるようなネジレ議会でもない限り、当局側の作成議案を追認するだけの機関になっているようなところも多いですね。
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議員の質もお世辞にも高いとは言えませんので、勉強不足、理論不足な感も否めず、通常は定例的に年4回開催が行われるんですが、傍聴に来てるのは共○、公○とか、議会マニア、陳情マニアの一部プロ市民だけですから。

その点、国の省庁なんかは大変ですよね。国会対策で何日も激務に耐えたり、深夜まで待機なんてこともザラにあるみたいですから。

パフォーマンス劇場かよ!

民間経験者として驚いたのは、議会対策が大変かどうかは事前の根回し次第というところですね。首長側は、「今回の議会では○○と○○について、議案を出します。その内容は~」といった感じで、与党側にあらかじめ根回し説明を行うんです。
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一般質問という議員側からの提案テーマに対するやり取り(イメージ的には首長側との討論会のようなもの)についても、あらかじめ「私はこういう内容で質問します」という事前通告を議員が出して、それに対して、当局側(職員)があらかじめ根回し連絡をして、「ご質問の内容は、○○という趣旨でいいんですね?では、○△という形で回答しますね」と、下打合せのようなものをして、答弁書を作成するんですね。最初見たときは、「なんだそれ?毎年多額の税金と時間を投入して行う壮大なパフォーマンス劇場かよ?」って思いましたよ。

にもかかわらず、大して使えない、仕事できない、責任感なし、口だけは達者みたいな管理職は、たいてい「議会がもうすぐ始まるから忙しい」だの「議会対策で大変だ」などといつも喚き散らしてましたけどね。

議員との距離が近すぎるっての!

それでもまあ、首長及び当局側の考える政策と、ときに意見がすれ違いながらも議論を重ねて合意形成をはかっていくという過程そのものにも、存在意義があるんでしょうなと思ってました。でもね、例えば、毎議会閉会後に行われる議員と幹部職員との懇親会とか、議員を巻き込んだ幹部職員間の派閥(党派)争いとか、選挙になると俄然色めき立つ幹部職員とか、いろんな意味で田舎になればなるほど議員との距離が近く、そういう「胡散臭い」世界が大好きな人以外は、私を含めてみんな辟易しちゃうと思いますね。
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だってね、懇親会ひとつとっても、政策に関して最後の最後まで意見がかみ合うことなく、半ば喧嘩腰で首長と舌戦を交わしてた人と、なんで一緒に酒飲みできるんでしょ?どんな罰ゲームなの?結局、舌戦も含めてパフォーマンスだったのかい!ってなりますよね。これだから、地方議会にも役所にも不信感しか残らないんじゃないのかなぁ。