40代で早期退職した市役所の「元・中の人」がお届けします

40代で早期退職した市役所の「元・中の人」がお届けします

辞めてわかった!17年間勤めた地方公務員のリアルとその後

男女共同参画?何それ、食べられるの?

どうも、元・中の人です。
今回は、市町村役場の男女問題(といっても色恋沙汰じゃないよ)について、その実態について取り上げてみたいと思います。


下手すると民間よりも女性は少ないぞ

日本の女性就職率と管理職登用率って、調査機関や調査方法によっていろいろあるみたいですけど、厚労省の調査だと平成25年で就職率は45%程度、管理職は11%強ってなってますね。地方公務員の場合は、内閣府男女共同参画局の調査だと平成27年で管理職は12%程度ですね。就職率はいまいちデータが見当たらなかったのですが、平成5年と古いデータで5割弱ってなってますから、あんまり民間も含めた数字と変わんないですね。
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実際に私のいたところでは、はっきりいって下手すると民間よりもひどいような状態でしたねぇ。全体的には女性比率は4割弱ですが、それは公立保育所などの女性保育士(全員女性!)を入れての話なので、一般事務だともっと比率は下がります。管理職比率なんて一桁ですよ!確か8%とかそんな感じ。公立病院とかもっている自治体なんかはもっと少ないんじゃないでしょうかね。

生きた化石!プロジェクトは男にやらせる理論

自治体の人事当局をはじめとして首脳陣の管理職って、男女感について生きた化石みたいな考えの人がウジャウジャしてましたね。市町村によってはかなりリベラルな気風のところもあるようですが、私のいたところなんて、「男なんだから出世しろ。昇進試験受けるのは当たり前だろ」だの、「あいつは女だから重要な事業は任せられない」とか、21世紀にもなってフツーに管理職の口から出てましたから。断っておきますが、私、別にフェミニストではありません。が、さすがに「お前、いつの時代の人?」的な発言には閉口しましたね。
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ちなみに、そんなんだから、「肉体労働の業務支援=男性」とか、「災害対応=男性」とか、「来賓接待=女性」とか、性別指定で指示が出てるのが当たり前で、それに対してだれも疑問に思わないんでしょうな。

ただし、モチベーション低い女性職員が多いのも事実

ただ、やはり仕事に対する取組みについては、男性よりもモチベーション低い女性職員が多いのも事実でしたね。
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役所は産休育休そのものや、その後のキャリア復帰などは、民間よりもはるかに恵まれているので、家庭と仕事の両立がしにくいということはありません。にもかかわらず、特に二馬力公務員の妻のほうはその傾向が強く、「がつがつ稼がなくても食べて行けちゃうから」、「ダメな2割でも給料もらえるから」、「辛くなったら辞めちゃうから」という考え方がそうさせているのかもしれません。

ただ、私はそういった二馬力公務員の方は人間的には好きになれなかったですが、それはそれでアリな生き方だなぁとは思ってました。ガツガツと出世してキャリアアップするだけが働き方じゃないですから。憎らしくもありながら、「二馬力うらやましいわぁー!」なんてね。

やっつけ感が見え見え

さて、今がいったい何時代だかよくわからないような状態のお役所が、「男女共同参画社会を推進しよう!」なんてやってるんですから、「どの口が言ってるんだ!え?」となるわけですね。元民間だった元・中の人的には、肌感覚では半世紀くらい意識が遅れてるような気がします。

私の勤めてたところも、一部のおかかえフェミニスト団体や関係者にのみ配慮して、「法律上、やらなくちゃならないんで、とりあえずやってます」的なやっつけ感満載の事業ばっかりでしたね。金かけて著名人読んで、トークショーやって、イベントやって、でもそこに足を運ぶ人なんて老人と一部のリピーター化したフェミニスト仲間ばっかり。ホントに啓発が必要なのは男性や若い世代なんだけどなぁ。まぁ、まったく何にもやってない市町村もあったから、まだマシといっていいのだろうけど、ホント、それでいいのか?